Round−5・前編



この間スイカ食ってたと思ってたら、もう柿だよ。その前に梨と葡萄もあったな。

柿の種ってデカイけど、これ飛ばしたらまた尻叩きに来るかな。

冗談通じねぇ奴だから、今日のところは止めておくか。直人が来んだよね。






日曜日でも朝は六時。

起きる時間は変わんねぇのに、ここんところ日曜の朝メシが一品減っている。

毎朝必ず付くスープがない。

デザートの柿を食べながら、腹は満足だが和也さんの手抜きに納得がいかない。

「何でスープがないんだよ。休みだからって手抜きするなよ」

「スープがなくても、朝食には充分過ぎるほど栄養は足りてます」

そんな問題じゃねぇだろ!

「オレは休みだってちゃんと六時に起きて来てんだから、和也さんだってちゃんと朝メシ作れよ」

「作ってるでしょう。クラブサンドは美味しくなかった?」

「・・・美味かったけど」

クラブサンドはトーストした食パンにハムと卵焼き、チーズとレタスが挟んであった。

「サラダはいつもトマトばかりって、文句を言っている割には一番先に食べるよね」

サラダはトマトとカリフラワーとブロッコリー。

薄くスライスしたトマトの輪切りの中央に茹でたカリフラワーとブロッコリーを乗せているだけなんだけど、花が咲いているように見える盛り付けだ。

へへっ・・・スライストマト4〜5枚をフォークでザザッとこそぎ取る。

一瞬のうちに盛り付けはグチャグチャ、この瞬間がたまんねぇ。

これが一番先に食べる理由。オレのささやかな仕返し。

和也さんは余裕で笑っているけど、最近気付いた。目が笑ってないぜ。


「ホットミルクはティーカップで飲むくらいがちょうど良いのに・・・。
三倍くらい大きなマグカップで飲むんだから、スープ代わりになったんじゃないの」

このホットミルクがまた美味い。

温めたミルクに砂糖を入れて、スプーンに甘さを抜いた小粒のチョコレートをティーカップなら一個だけど、オレのはデカイから三個。

スプーンに乗った小粒のチョコレートを、温かいミルクに混ぜながらゆっくり溶かしていく。

ホットチョコの色合いに近くなるけど、しっかりミルクの味が残っているので、やっぱホットミルクだ。

ホットミルクをティーカップみたいなもんで飲めるか!マグカップでゴクゴク飲むんだ!

だからって、何でそれがスープの代わりになんだよ!スープはスープだ!スープ皿だ!


「直人君が来るんでしょう。食べ終わったのなら食器をシンクに浸けておいて」

あっさり話を変えやがった・・・。

直人が来るのは十時だぜ。まだ三時間もあるじゃん。

「勉強はどこでするの?」

オレの部屋に決まってんだろ。

実は受験勉強をするというのは名目で、マンガ読んだりゲームしたり部屋でのんびり過ごそうぜということになっている。

というのも、つい一週間ほど前の中間テストの最終日。

直人たちと遊びに出掛けて、ナンパされた大学生の姉ちゃんたちとカラオケで盛り上がって、その勢いで酒を飲んだ。

初めて飲んだ酒は強烈で、何度も吐いた。直人はほとんど意識が飛んでいたらしい。

・・・そういやオレも風呂に入っていて、気が付いたら和也さんのベッドだった。

その後ちょっと・・・えらい目にあって・・・。

直人も当分大人しくしてなくちゃヤバイくらいに怒られたって言ってたよな。

オレんところには教育係がいるから、一緒に勉強見てもらうって口実で遊びに来るわけ。



「明良君の部屋でするの。それじゃ、掃除しておかなきゃだめじゃない」

読んでいた新聞をバサリとテーブルに置いて、和也さんが立ち上がった。

「ちょっと!待てよ、どこ行くつもりだよ!オレの部屋はオレが掃除するんだから、勝手に入んなよ!」

だいたい和也さんは自分の部屋には滅多にオレを入れないくせに、オレの部屋にはズカズカ入ってくる。


「・・・あと三時間しかないけど。間に合うの、部屋の片付け」

和也さんとは時間の感覚が合わねぇ・・・。



部屋を片付けるっていっても、昔ほどちらかってないと思う。

まだ和也さんのマンションに来たばっかりのころ、机の整理が出来てないって中身引っくり返されたことあるけど、その頃に比べたら自分でも驚くくらい片付いている。

とにかく机以外で勉強してたら追い払われたから、自然と机でするようになった。

そうなるとひとつ物を取るのでも使い勝手が悪いと面倒くさかったりで、ちょこちょこと整理しなおしていって、今じゃ机以外では勉強がしにくい。


オレは自分の机に一応教科書出しといて、直人は小テーブルに参考書を置いといてやる。

カーペット敷いてっから座布団もクッションもいらねぇなっと・・・。

他にどこ片付けんだよ・・・出てる物ったら、机とベッドしかねぇじゃん。

クローゼットは内蔵式だし、TVは最初っから無いし。完璧じゃん、これでよし!




直人が来るまでリビングで久々TVを見る。

和也さんは何だかバタバタとキッチンでやってるみたいだから、ゆっくり見れる。

ホント久々だよ。オレがバラエティーとかアニメ見てたらすぐニュースに変えるし。

頭にきて、オレの部屋にもTV置くって言ったら、


―あの狭い部屋のどこにTV置くの。近すぎて目が悪くなるよ―


・・・そんな狭い部屋がオレの部屋かよ。それはそれでまた頭にきたぜ!



「明良君、ベッドに服が出しっ放しだよ。カーテンの吊りも取れてたるんでるし。
それと座布団が出てないけど?それに・・・」

まただ・・・。また勝手に人の部屋に入ってやがる!!

ゆっくりTVも見れねぇ! こんちくしょう!!

「オレの部屋に勝手に入るなつってんだろー!!」

前方に和也の尻発見!!! 今度こそ尻に蹴りを入れてやる!!

しかし後ろから蹴りを入れたところをかわされて、足を捕まれる。

さらにそのままバランスを崩した和也さんがオレの上に・・・うわあぁぁ!!


「いつまで経っても乱暴だね」

く・・・苦しい、そんなこと言ってる間に背中からどけ・・・うっ?この体勢は・・・またしてもやばい!?

振り向いた視角の隅に、振り上がった和也さんの右手が見えたような・・・!


キ〜ン〜コン♪♪・・・キンコンッ♪


「直人が来たー!!!」






「こんちはー」

「おうっ、上がれよ」

グッドタイミングで現れた直人を何事もなかったように玄関で出迎えて、こっちも澄ました顔でダイニングに戻っている和也さんのところに連れて行く。


「いらっしゃい、直人君だね。お兄さんとは何度か。さっきも電話が掛かってきて、話をさせていただきました」

「・・・・・・・・」

直人がじっと和也さんの顔を見ている。何黙ってんだよ。

「思い出したぁ!明良の親父さんの後ろにいた人だ!!」

そういやオレが小学校の頃はまだ和也さんは大学生で、親父と一緒に家にも来てたよな。

「私も君が明良君と遊んでいたのを思い出したよ」

「何だあ!明良の教育係ってそん時の兄ちゃんか!」

一気に直人の顔が綻んだ。こいつでも多少緊張していたらしい。


まだ何かしゃべろうとする直人を引っ張ってオレの部屋へ連れて行く。

緊張が解けて和也さんとべらべらしゃべられたんじゃ、たまんねぇ。絶対余計なこと言うに決まってんだ。

・・・直人じゃないぜ、和也さんだよ。




「うっわぁー!!すっげぇ!これホントに明良の部屋!?」

「狭いだろ」

直人が驚くのも無理はない。

こっちのオレの部屋は六畳くらいで、向こうのオレの部屋は二十畳くらいある。

直人は向こうのオレの部屋しか知らないから。


「すっげ片付いてて、狭いけど広いぜ!向こうのお前の部屋はメチャクチャ散らかってて広いけど狭かったもんなぁ・・・」

そっちの驚きかよ・・・。

けど、自分でもたまに向こうの家帰ったら思うもんな・・・。

今度帰った時は、ちょっと片付けよう。

和也さんと違って、おふくろはオレの部屋はノータッチなんだよな。

お手伝いさんは私室には入れないから、おふくろに掃除機くらいあてといてくれよって言ったら、臭いからイヤだって言われた。

ババア、タコの足の数、もう教えてやんねぇ!


「直人はそこの小テーブルでいいだろ。一応教科書出しておけよ。
オレは自分の机に教科書広げておくからさ」

「・・・いいけど、何か敷くもの・・・座布団かクッション貸してくれよ」

「座布団、いんの?」

そんなやり取りをしていたら、コン、コンとノックの音がした。

今、オレたち部屋に入ったばっかりだぜ!いちいち来んなよ!

追い返そうとドアのところに行く間に、直人が返事をした。

「はいっ!どうぞー!」

「ジュースでも飲みながらどうぞ。それと直人君、はい、座布団。用意が悪くてごめんね」

「さすが、教育係の兄ちゃん!助かったぁ!ジュース、いただきまぁす!」

座布団ってガラかよ。だいたい敷いているのも最初だけで、すぐどっか飛んじゃってんじゃんかよ。


「用がある時はオレから行くから、あんまり部屋に来んなよ」

「そう、じゃお昼になったらダイニングの方に・・・」

「うおぉぉっ!!これ、うめー!!」

直人の叫び声でせっかく部屋を出て行きかけていた和也さんが、また嬉しげに戻って来た。

「直人!お前うるせぇんだよ!座布団やジュースくらいで何騒いでんだよ!」

「だってな、だってな、明良!これ、マジうめぇんだよ!俺はじめてこんなジュース飲んだ!」

そりゃ美味いはずだぜ。バナナジュースじゃん、それもイチゴアイス入りの夏季限定でしか作らないやつだ。

「直人君、お代わりあるけど」

「いっただきますっ!!」

オレん時は、二杯目は牛乳だけなのに!

「ジュースを褒めてもらったお礼に、勉強見てあげようか。どこかわからないところある?」

「えっ・・・いや別に・・・」

「ジュースのお代わりは?」

「いっただきますっ!!」

「数学の本が出ているけど、ジュース作っている間に2〜3問は出来るよ」

「あっ・・と・・じゃあ、ここの図形の相似のところと公式を使って式を展開する式の計算のこれ・・・」

和也さんの説明を聞きながら、直人が真面目に勉強をしている。

ジュースに釣られやがって・・・。

「明良君も勉強始めたら。受験勉強なんでしょう。君は数学より国語の書き取りでもすれば。
筆記が絵文字のままじゃ、答えが合っていても不明瞭で採点してもらえないよ」

「あははっ!絵文字!!上手いこと言うな!明良、勉強出来るようになっても字は汚いまんまだもんな!」


ムカつく!!そうだ、一日べったり長尾さんにくっつかれて書き取りやらされてた時のことだ。


―明良君、それは字を書いているとは言わないね。君のは描いてるんだ。絵文字だよ、それじゃ。
綺麗に書けとは言わないから、もっと丁寧に読みやすい字を書く練習をしなさい―


「直人!お前が笑えんのかよ!」

「・・・そうだね、直人君も数字、ちゃんと揃えて。ほら、これなんて1か7かわからないでしょう。
・・・・・・君たち双子みたいだね」

「へへ・・・ごめんな、明良」

こいつは、和也さんのイヤミも通じねぇのか。・・・ジュースに釣られるわけだ。




バナナジュースのお代わりをもらって・・・もちろんオレもだ!これで昼まで邪魔が入らないだろうと、マンガ本を取り出す。

「なあ直人、これの今月号読んだ?
鬼子母神のばあさんが出てきて、他の神さんたちと対決するやつ!メチャケッサクだぜ!」

「・・・ん〜、まだ。・・・四角形ABCDで対角線ACとBDの交点をOとする時・・・・・・」

「直人〜、ゲーム持って来てくれた?
携帯版は迫力が出ねぇけど、オレの部屋TVないから携帯版でしか遊べないだろ・・・」

「・・・OA:OC=3:7.5=・・・カバンに入ってっから、勝手に取れよ」

「・・・直人!!」

「うるせぇな!!わかんなくなんだろ!せっかく説明聞いたのに!」

直人の奴、完璧に勉強モードに入り込んじまってるよ。

「お前何しに来たんだよ。勉強はカッコだけして、遊ぼうぜって言ったじゃん」

「そうだけどさ・・・この問題出来たらお昼にしようねって、和也さんが・・・」

ジュースの次は昼メシかよ・・・。

しかもいつの間にか、直人も和也さんて呼んでる・・・。


「見せろ、オレがやってやる。・・・・・証明か。・・・3:7.5=2:5だ。だからこれがOB:OD=・・・・」

「いいって!さっきの説明でわかりかけてんだから!お前はアラビア語を書いてろ!」

ドンッ!! 痛ッ!!

教えてやってんのに突き飛ばしたあげく、アラビア語だぁ・・・てめえ!!

「もっかい、言ってみろ!!」

今度はオレが直人を突き飛ばして、ひっくり返った直人がオレの足を払って・・・。


「何してるの、君たち」

「明良が勉強の邪魔する!」

「直人がアラビア語って言った!」


ふぅーっと溜息をつきながら和也さんが直人のノートを手に取って、パラパラとチェックを始めた。

「・・・良く出来たね。ちゃんと理解出来てる。この理解の範囲を少しずつ広げて行くんだよ」

和也さんに褒められて、途端に直人の顔が笑顔に変わった。

オレはそんなふうに褒められたことなんてないのに・・・。

「詰まったら後ろに戻る。つまり復習だね。数学は予習よりも復習に重点をおいてごらん。
最後の問題がもう少しだったね。明良君邪魔しちゃだめじゃない」

なんでオレばっかり言うんだよ!

「直人君も、このノートの数字を見たらアラビアとエジプトくらいの違いしかないでしょう」

・・・でもないか。それでもデヘヘッと笑う直人には、あまり堪えてないみたいだけど。


―明良ぁ、いっかい俺がその秋月ってヤツ絞めてやろうか―

何て言っていた奴が、すっかり丸め込まれてどうするよ・・・っとに。




結局午前中は直人がみっちり数学をしていたので、遊ぶヒマがなかった。

最後に詰まった問題を、もう一度和也さんの説明を聞きながら直人がやり終えたところで昼メシ。



「直人君の席はそのブルーの座布団のところね」

ダイニングの椅子にまで座布団なんて・・・

「あーっ、やっぱ和也さん兄ちゃんから聞いた!?」

「そっちの方も宜しくって言われたよ」

「え〜っ、まいったなぁ・・・兄ちゃん、何でもベラベラしゃべるんだもんなぁ」

何だよ、何なんだよ・・・。何の話してんだよ。

和也さんと直人が二人して楽しげに話してるけど、オレちっとも意味わかんねぇじゃん!

「二人でコソコソ話してんなよ!直人!」 

「別にコソコソ話すほどのことじゃないけどさ・・・」

和也さんがキッチンへ行ったのと同時に、直人が照れた笑顔を向けた。


「あのヤバイくらいに怒られたって話だよ。酔っ払った日は説教だけだったんだけどさ。
その二日後にまた親父の部屋に呼ばれて、しこたま尻叩かれた」

「えっ?直人、お前まだ尻叩かれてんの!?」

キッチンからガチャンと皿のぶつかる音がした。

「中学になってからはなかったんだけどな。叩かれたのは兄ちゃんからなんだけど・・・」

「兄ちゃんからかよ!情けねぇな!」

今度はガチャガチャッと皿の崩れる音がした。・・・何やってんだよ。


直人の親父さんはとっても豪快な人で普段は優しくて細かいことは言わない。

けど、あんまり羽目を外したりしたらすっごいカミナリが落ちる。

オレも昔小学校の低学年の頃、直人と何度か尻を叩かれたことがある。

よその子でも遠慮なしだ。



「部屋に呼ばれたら兄ちゃんもいてさ。
親父が中学生の俺を抱えるのはしんどいって、兄ちゃんにさせやがんだ」


―直人!ただでさえ未成年の飲酒は体の成長の妨げになるのに、正体不明になるまで飲む奴がいるか!!
命まで落としかねないんだぞ!!簡単には許さーん!!!圭一(けいいち=直人の兄ちゃん)しっかり抱えんか!!!―


「烈火の如く怒る親父に兄ちゃんもビビッて、手加減なしだぜ。それも親父の号令の下・・・」


―よし!始め!いーち!―

パーン! 

―痛てぇっ!―

―にーい!―

パアンッ!

―痛あぁ・・!―

―さーん!―

ピシャーン!

―はわぁっ!―

―しーい・・・・―


―兄ちゃん、痛てぇってば!尻、壊れるぅ!お願い、親父にわかんないように手加減してくれよぉ・・・―

―わかってるから、しっ・・・父さんに聞こえるだろ。もう少し我慢しろ―


―圭一!手が下がってるぞ!!もっと大きく振り上げんか!!にじゅうぅ!!!―

―はいぃっ!!・・・・・・直人、尻が壊れても心配するな。父さんは医者だ―

バチーンッッ!!

―ひいぃ、けど兄ちゃんっ・・・!医者つっても、親父は産婦人科じゃねぇかー!!―

―・・・・・・母さんがいるだろ―

―おふくろは、助産婦だぁー!!―

―やかましい!しっかり反省せんか!! にじゅういちー!!―






「それで座布団・・・お前も大変だな。もっとふかふかのあるぜ」

直人も尻叩かれたんだ。オレのことも言った方がいいのかな・・・。

素っ裸で風呂で倒れて、その後散々尻叩かれたこと。

「これでいいよ。だいぶん痛いのもマシになってるし。それよか、昼メシ何かな?」

これって隠し事になんのかな、なんて考えているうちに直人はもう昼メシで頭がいっぱいみたいだ。

まっ、オレのことはいつでも言えるからいっか。



昼メシは、オムライス。

和也さんに直人の好きなものを聞かれて、絶対オムライスと言っておいた。

―・・・そう―

と、いつもの澄ました返事が返って来たけど、苦手なんだよな。

三回に一回は卵で包む部分を焼きすぎて失敗する。


「オムライスだよ。直人好きだろ。和也さんのは、とびっきり美味いぜ」

「オムライス!俺、大好きだ!!」


今までの確率からして、三個連続で作ると一個は失敗するはず。

へへへっ・・・直人の前で、和也さんの失敗作を披露してやるぜ!







※ コメント

吉田直人訪問編。前編です。

明良と直人、小さい時から一緒に遊んできた二人は双子のようです。似たもの同士^^

直人はバナナジュース一杯であっさり陥落。すっかり和也に懐いています。

明良はちょっとその辺微妙に気持ちが揺れ動きますが、相手が直人だけにすぐ元に戻ってしまいます。

和也にしてみれば直人も明良と同じタイプなので、明良が思うほど気を使っていません。二人一絡げみたいな(笑)

後編は直人を挟んで明良と和也、オムライス対決です。

尚、吉田直人の家は産婦人科でした(笑)





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